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2013/03/23

最近読んだ本

前回(リンク)から半年ほど経ったので、ここらで最近読んだ本に関してまたまとめてみようと思います。今回は結構読み応えのある本が多かったので、数はちょっと少ないかな?

今回は読んだ順に掲載。

■2050年の世界
未来予測はいつの時代も難しいものだが、人口だけはかなり正確に推定できるらしい。それによると、日本のみならず中国も急速に高齢化が進んで2025年頃には経済成長が停滞し、人口配当を受けるインドネシアやインド、アフリカ、中東などが急成長する。当たり前のことだが、若い労働力が豊富な国が人口配当の恩恵を受けてこれから発展するということなんだね。

■WORK SHIFT
グローバル化とITの発展により、働き方が大きく変わるという話し。ただ、当然のことながら全ての職業がこのように働けるわけじゃないし、YahooのようなIT企業でも在宅勤務を禁止するというような話もあるね。ただ、例えばフリーランスの人などが自分の仕事の幅を広げるためには、参考になる話が沢山載ってると思います。

■MAKERS
この本を読めば、3Dプリンターを駆使して誰もが明日からでも製造業を始められるような錯覚に陥るけど、結局それで成功できるのは才能のある人だよね。才能のある人がビジネスをはじめるのに敷居が下がることは歓迎すべきことだけど、自分にもそれが出来るとうっかり勘違いしないように気をつけなくちゃ(笑。あと、クラウドファンディングに関しては、いまのレガシーな製造業のメーカーでも活用する事例がそのうち出てくるんではないだろうか?

■ウェブで政治を動かす
ソーシャルメディアがどこまで民意を反映しているのか?というのには若干の疑問がありつつも、政治活動の多くの部分でうまくITの技術を取り入れたら、かなり政治にかかるお金を減らすことはできそうだから、考えるべきだろうね。

■これだけ!PDCA
PDCAのサイクルがうまく回らない原因は、全てが計画のダメさにあるから。読みやすく分量も少なめなので、リーダー的な業務を行う全ての人にお薦めできる本。と言うか、読んでおいた方が良い。

■良い戦略、悪い戦略
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成さぬは人の為さぬなりけり」のような精神論的なものは戦略でも何でもないですよ、ということを教えてくれる良書。まずは如何に現状分析をするか?全てはそこから始まる。

■夢をかなえるゾウ2
前作がかなり面白かったので期待してたのだけど、期待が大きすぎたのか平凡だったなぁ。。基本的に前作を読んでないとわからないネタも多いので、まず前作を読むのをお薦めします。何となくシリーズ化を狙っている伏線のようなものも感じたけど、これは前作で終わりで良かったと思うよ。

これからも趣味で読書は続けるつもりだけど、ちょっといろいろ事情があってこれからはあまり時間を取れそうに無いからペースはかなり落ちるだろうなぁ。。

2012/09/08

最近読んだ本

去年の年末にオフィスが引越しになり、往復約4時間も通勤にかかるようになってしまいました(涙。まぁ、どうせ寝てるんだろうと思っていたら、もう若く無いせいか、あまり電車では寝られなくなってしまってました・・。

暇だし、時間勿体無いし、積ん読を消化するのにちょうどいいやと思ってたら、意外と読書が面白くなってしまって、最近では月に2−3冊くらい読んでます。

ということで、整理の意味も込めて最近読んだ本をここに列挙してみます。一応、順番は読んだ順番じゃなくて、自分が参考になった/役立った/面白かったと思った順番です。詳しい書評はネタバレになるので1行コメントだけ添えますが、ご興味が湧きましたらご参考に読んでみてください。

特に上から5つめくらいまでは、自分的には結構お薦めです。

■夢をかなえるゾウ
 自己啓発本はこの1冊だけ読めばOK
1分仮眠法
 睡眠の大切さを再認識
ウェブはグループで進化する
 fladdictさんもお薦め
Think Simple
 iMacの名称を考案した広告代理店の方が見たアップルとは?
トレードオフ
 上質か手軽か
FREE
 ご存知フリーミアムの話し
ソーシャルリスク
 炎上しない為にどう対処するのか
世界を歩いて考えよう!(ちきりんさん)
 旅行に行きたくなりました
ゆるく考えよう(ちきりんさん)
 人生がんばらなくてもいいんです
■東電OL殺人事件
 いまだ裁判は係争中
スマホで世界をねらうために知っておきたい3つのこと
 その前に売るアプリを作らないと...
フリーで働く!と決めたら読む本
 別に決めてないけどね
特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ
 まぁ、そう何だけどね
TREASURE MAP 成功への大航海
 買って大後悔?
グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた
 何を学んだのかよくわからなかった
サムスン式仕事の流儀
 サムスンの社員は上下関係が厳しくて大変そうだなぁ

最初は自己啓発やビジネス成功の秘訣みたいな本を選んでましたが、まぁ3冊くらい読めば、大体書いてある内容は同じだな、と気づきました。なので、最近は実用系的な本に手を出し始めてます(笑

2012/01/15

書評:Android Security 安全なアプリケーションを作成する為に

ご挨拶が遅れましたが、2012年もどうぞ当ブログをよろしくお願いいたします。

年末くらいからネイティブのJavaでAndroidアプリの開発を始めたのですが、その際に「Android Security 安全なアプリケーションを作成する為に」という書籍が非常に参考になりそうだったので、ご紹介したいと思います。


昨今、スマホアプリのセキュリティー関連がニュースを賑わすなどしておりますが、アプリ開発者の立場としては、そのようなセキュリティ事故を起こさないようにとか、ユーザーに無用な誤解を与えるようなことはなどは、なるべく避けたいわけです。

で、この本にはAndroidアプリを開発する上で、注意すべきポイントが(これで全部では無いのでしょうが)非常によくまとまっていますので、個人的にはAndroidでアプリ開発を行なう全ての方に読んでいただきたい内容だと思いました。

特にAndroid OSは当初からアプリ連携の為の仕組みがよく考えられていて、OSから提供される機能も様々ですが、知識として知っておかないとそこの部分に脆弱性を盛りこんでしまう危険性がかなり高いことが、この書籍を読むとよくわかります。

また付録にセキュリティ対策のチェックリストが付属していますので、アプリをリリースする前にはこれで必ずチェックするなどの工程を入れておけば、うっかりミスを防ぐなどの効果がありそうです。

逆に個人的に少し残念だったのは、アプリケーションにマルウェアなどを仕込まれるなどの改竄をされた場合の検出や対策に関する内容が無かったことでしょうか?

人気の有料アプリが改竄されてGoogle以外のマーケットで無償版として配布されるなどの事例が実際に発生してますので(まぁそこまで責任取れんわという気持ちもありますが)、知識としてどういう防衛策を取り得るのか?というのは知っておきたいような気もします。

最後にこの本を全部読んだ後の感想としましては、現在のAndroidのpermissionの仕組みは細分化され過ぎてて、非常にわかりにくいのと、開発者の自助努力に頼るのだけでは限界があるような気がします。

なので、例えば設定されたpermissionのレベルに応じては、マーケット側できちんと事前審査を行うとか、あるいは端末情報を取得するようなpermissionを設定するアプリを作れるのはGoogleで認可された特定のデベロッパーだけにするとか、もう少し仕組みとして堅牢なものにして行くことを考える必要もあるのではないかと思いました。

ただ、開発者側で最低限出来ることはしっかりやっておくべきですので、この本を参考にご活用させていただきます!

[update]
アプリの改竄に関して、著者の@tao_gakuさんからblog上でご回答いただけました。感謝感激!

http://www.taosoftware.co.jp/blog/2012/01/android_security_2.html

2011/06/12

書評:Titanium Mobileで開発するiPhone/Androidアプリ


6/10に世界初のTitanium Mobile本こと「Titanium Mobileで開発するiPhone/Androidアプリ」が発売されました。

レビューをほんの少しお手伝いさせていただいた関係で、ご献本いただきましたので、軽く中身をご紹介させていただきます。

第1章はTitanium Mobileを開発したAppcelerator社の紹介やツールの将来展望、そして気になる価格体系の情報など。そしてそして、最後に例のSection3.3問題に関して。昨年のいま頃は、もうこれからどうなるの?って感じで、個人的にTitaniumに対するモチベーションもかなり削がれた時期だったのですが、まさか1年経って開発環境としてこんなに注目を集め、入門書まで刊行されることになるとは、感慨もひとしおですね。

第2章は開発環境のインストールから、Hello worldまで。Titanium Mobileは開発環境もターゲットもマルチプラットフォームに対応しているので、すべての環境を網羅するのは大変だったと思うのですが、非常に丁寧に解説されてます。

第3〜5章は、具体的なアプリの開発を通じて、より詳細にTitanium Mobileの使い方を学べます。Twitterクライアントを題材にしているので、多くの方に非常に参考になる内容では無いでしょうか?また3-4章でスクリプトファイルの分割に関しての解説があるのですが、個人的にはTitanium Mobileでアプリを作る際にわりと肝になる部分ではないかと思いますよ。

第6章は、Titanium Mobile APIリファレンスとなってます。本家Appceleratorのサイトよりも詳細で、豊富なコードサンプルも掲載されており、本書の実に1/3ほどのボリュームをこのAPIリファレンスに費やしています。簡易リファレンスと書いてあるのは単なる著者のご謙遜でしょうね(笑)。このAPIリファレンスの為だけに本書を購入しても良いくらいです。

そして、充実のAppendixへと本書は続きますが、これより先は実際に手に取ってみて皆さんの方で是非ご確認してみてください。拙作のXib2Jsも紹介されてて、うれしい限りです(何でも、Appcelerator社の研修テキストブックにも紹介されてるとか?)。

ってことで、これから始める方にも、既にTitanium Mobileを開発に使っている方にもお薦めの一冊だと思います。

Code strong,